SkyPDF Professional 8

SkyPDF Professional 8
企業や自治体・官公庁の厳しい選定基準をクリアした信頼性の高いPDFソフトウェア
高速性と高圧縮性、動作の安定性に加え、改ざん防止や暗号化機能による安全性に優れ、企業や官公庁の厳しい選定基準をクリアした信頼性の高いPDFソフトウェアです。「SkyPDF Standard 8」はPDF作成と簡単な編集機能を搭載し、上位版となる「SkyPDF Professional 8」ではさらにファイル埋め込みや注釈の付加、電子署名などの高度な編集・加工にも対応しています。
  • クライアント製品
  • 電子署名/長期署名(PAdES)
  • JPKI/LGPKI
  • タイムスタンプ
  • PDF/A-4
  • PDF2.0
  • 電子印鑑
 
              

              

          

ビジネスシーンでのPDF利活用を想定した、セキュアな仕様と利便性の高い機能を実装

安全性に優れたPDFソフトウェアとして、企業や官公庁・自治体の高い評価を得、厳しい選定基準をクリアし多数導入いただいてきました。

製品特長

操作性の向上と快適かつスピーディーなPDF作業を実現

アイコンを従来のものから刷新するとともに、シンプルで直感的なナビゲーションを採用することで操作性を向上させました。
またショートカットキーやボタン類が追加されたことで作業効率が格段にアップし、加えて用途や目的、作業スタイルに合わせてツールバーをカスタマイズすることが可能となったことで、これまでに比べてPDFの閲覧、作成、編集作業がより快適かつスピーディーに行えるようになりました。

PDFの新規格ISO32000-2に準拠

PDF2.0形式のPDF閲覧・作成・編集に対応しています。
ISOに準拠していないとどうなるの?

電子文書の長期保存は「PDF/A」で安全・安心に!

PDF/Aは、文書の長期保存を目的とした国際標準規格(ISO19005)です。PDF閲覧時の見栄えを、端末機器や表示ソフトに左右されることなく常に同じ見え方になるようにPDFを作成することが保証されます。

電子署名機能強化

電子署名の効力を10年以上持続させる長期署名を行う際、容易な操作で迅速にアーカイブタイムスタンプを付与できるようになりました。
通常、電子署名の有効期限は1~3年程度ですが、より長期間の保管が求められる場合は、対象となるPDFファイルに対して再度アーカイブタイムスタンプを付与することで、電子署名の効力を20年、30年と延長することも可能です。
また既に対応済みの官職証明書※1、職責証明書※2、マイナンバーカードに加えて、新たに商業登記認証局が発行する商業登記電子証明書の付与・検証にも対応しました。

※1 政府認証基盤(GPKI)が発行する証明書 ※2 地方公共団体組織認証基盤(LGPKI)が発行する証明書

様々なニーズに合わせたオプション機能

電子印鑑やデータ抽出などのオプション機能をご用意しております。業務内容に応じて、必要な分だけオプションを追加することができます。

主な機能

電子署名の付与・検証 ー GPKI/LGPKI対応


PDFに電子署名を付与することで、署名者本人が本人の意思で署名したこととそれ以降改ざん・偽造が行われていないことを証明します。ISO32000-2 の PAdES 仕様に準拠した PAdES 署名や、GPKI官職証明書とLGPKI職責証明書による署名と検証に対応しています。

FAQ:SkyPDFで署名可能な電子証明書について

タイムスタンプ


PDFにタイムスタンプを付与することにより、その文書がいつの時点で確実に存在していたか、また、いつの時点から改ざん・偽造が行われていないかを証明します。

電子文書の長期保存を目的としたISO規格「PDF/A


PDFファイルの長期保存を目的としたISO規格であるPDF/Aの最新規格「PDF/A」に対応しています。

PDF作成


PDFの技術仕様ISO32000-2に準拠したPDFを作成するための仮想プリンタードライバーです。
2種のドライバーを同梱しています。

詳細はこちら

PDF印鑑を使った捺印


パソコンやタブレット端末にPDF印鑑(電子印鑑)ファイルを登録し、捺印したいPDFファイルを開いて電子的に捺印します。
西暦・和暦表示に対応した日付印を追加しました。
※ PDF印鑑ファイルの作成は、オプション製品「SkyPDF 印鑑作成 8」の機能です。



捺印した印影の下に、日付を表示します。日付書式は8種よりお選びいただけます。

動画や音声ファイルの再生


PDFファイル上の動画や音声は、SkyPDF製品のVer.7.0.7以降で再生できます。
※ 動画や音声ファイルの追加は、オプション製品「SkyPDF SmartWorker 8」の機能です。



 
 

変換ユーティリティ


PDF結合機能、分割/ページ抽出機能、一括PDF出力機能を搭載した多機能ツールです。

詳細はこちら

時限


PDFに対し閲覧回数・閲覧期限を設定します。設定した閲覧回数・閲覧期限を超えると、PDFは強制的に削除されます。

詳細はこちら

フォーム入力・フォームPDF作成


フォームPDFに直接入力・選択することや、フォームPDFの作成機能によって、アンケートや申込書が簡単に作成できます。SkyPDF Professionalでは、PDFにフォームを簡単に追加できるツール「FormDesigner」を搭載しています。

マーカー


PDF上のテキストにマーカー、取り消し線、アンダーライン、波線のいずれかの文字飾りを行う機能です。色も変更できます。

図形注釈


鉛筆、描画ツール、スタンプなどを使うと、さまざまな図形を追加することができます。

コマンドライン


PDFを開く、印刷、署名、PDF印鑑の捺印など、いくつかの機能をコマンドラインから実行できます。
※ コマンドラインから使用できる機能は、製品エディションによって異なります。

選べる電子印鑑


SkyPDF 印鑑作成8」オプションで作成したPDF印鑑、もしくはシヤチハタ社の電子印鑑を使用してPDFに捺印することができます。
※ シヤチハタ社「パソコン決裁7」に対応

ページ編集


表示中のPDFに対し、自由自在にページの挿入・抽出・削除・順序入れ替えなどの加工をすることが可能です。

詳細はこちら

便利なPDF操作

ページ番号付与


PDFにページ番号を付与できます。接頭辞または接尾辞を付けてカスタマイズすることや、ページ番号の一覧表示・編集も可能です。



テキスト直接編集


PDF内のテキストを直接編集することができます。
PDF文書にした製品カタログやレポートなどの誤記訂正などの一部簡易修正ツールとして便利です。

パスワード設定


PDFに閲覧・編集権限のパスワードを設定して、PDFに印刷禁止・編集禁止などのセキュリティを付与できます。
AES128bit/AES 256bit 対応

文書情報編集


PDFのプロパティ情報(タイトル/作成者/サブタイトル/キーワード)を編集できます。情報流出事故防止のために配布前に不要な情報を削除したり、検索用にキーワードを追加することもできます。

PDFの世代表示


現在開いているPDFの世代を遡り、表示の変遷や差分を確認することができます。PDF内の更新・変更箇所が簡単に確認できます。

墨消し


機密情報や個人情報などの特定の文字列を文書内から完全に削除し、指定した色で塗りつぶします。
※ 一度適用した墨消しは、ファイルを保存すると元に戻すことはできません。

PDFチェッカー


PDFチェッカーを使うと、PDFがISO32000-1の規格に準拠しているかどうかチェックできます。
PDFが正常に開けない場合など、エラーの原因を確認することができます。
※ISO32000-2には未対応です

白紙PDF作成


既存のPDFファイルに白紙ページを挿入したり、白紙ページの新規ファイルを作成することができます。

PDF編集

挿入

表示中のPDFに、別のPDF内のページを挿入することができます。 
 

削除

表示中のPDFから、不要なページを削除することができます。 

分割

表示中のPDFから、指定したページを分割する(切り取る)ことができます。

抽出

表示中のPDFから、指定したページを抽出する(指定ページをコピーして別のPDFを作成する)ことができます。 
 

回転

ページ表示を回転することができます。 

トリミング

ページをトリミングすると、表示または印刷されるページ範囲を調整することができます。 

フォームPDF作成ツール『SkyPDF FormDesigner』

FormDesigner (PDFフォーム作成ツール ※Professionalのみ)
  • SkyPDF Professional
「FormDesigner(フォームデザイナー)」は、既存のPDFにフォームフィールドを追加するツールです。
PDF上にテキストボックスやラジオボタンなどのフィールドを追加するフォーム生成機能を搭載しており、アンケートや申込書などといった⼊⼒可能なPDF帳票を直感的に作成できます。
※本ツールはSkyPDF Terminal Server Proには含まれておりません。

オプション製品

PDF作成-選べる2つの仮想プリンタードライバー

SkyPDF Pro Driver/V4 Driverは、PDFの技術仕様ISO32000-2に準拠したPDFを作成するための仮想プリンタードライバーです。
※ SkyPDF V4 Driverは、インストール時に「プリンターの設定」からインストールすることができます。

便利な機能

準拠するPDF規格
PDFの長期保存を目的としたISO規格「PDF/A」に変換できます。

セキュリティーの強化
より強力な暗号化レベル256bitAESに対応し、セキュリティーの種類をパスワード・PKI(電子証明書を使ってPDFを暗号化)から選択できます。
※PKIはV4 Driverのみ

PDFバージョン
PDF1.3~1.7、2.0を指定し、出力できます。準拠する規格ごとに設定できるPDFバージョンや機能に差があります。
※ PDF1.3はV4 Driverのみ

Web最適化
Web 上で表示するのに最適な構成で PDFを変換します。ページ単位でダウンロードできるため、閲覧する側の読み込み待ちストレスを緩和します。

白黒(グレースケール)PDF
カラーもしくは、白黒(グレースケール)を選択して変換できます。

画像PDF
ページを指定して画像PDFに変換することができます。

一括操作ができる変換ユーティリティ

PDF結合

複数のPDFファイルを1つのPDFファイルに結合できます。

PDF分割/抽出

1つのPDFファイルを複数のPDFファイルに分割できます。または指定ページを抽出して、別のPDFファイルとして保存します。

一括PDF出力

形式の異なる複数ファイルを一括でPDF変換できます。フォルダごとの指定も可能です。

一括PDF出力対応ファイル

文書ファイル (Office).doc / .docx / .xls / .xlsx / .ppt / .pptx / .vsd
(一太郎).jtd
(テキストファイル)拡張子は別途設定可
画像ファイル .jpg / .jpeg / .jpe / .jp2 / .jfif / .bmp / .dib / .gif / .png / .tiff / .tif

時限セキュリティ

閲覧の際に有効な「期限」と「回数」の設定をPDFファイルに対して付与できます。
社内外に配布するPDFファイルの二次利用を防止し、機密性を確保して情報流出リスクを低減します。
本機能はこれまで別売りで販売していたオプション製品「Plugin TimerPDF」の機能を移植統合したものです。

PDFファイルに「閲覧有効期限」と「閲覧回数」情報を付与設定する(設定方法)

閲覧回数

PDF作成時、閲覧できる有効回数を設定します。設定した回数に限りPDFファイルの閲覧が可能となります。設定した回数を超えると閲覧できなくなり、最終回閲覧後、PDFファイルを閉じる際にファイルが自動消去されます。
 

有効期限

PDF作成時、閲覧できる有効期限を設定しま す。設定した期限内に限りPDFファイルの閲覧が可能となります。期限を過ぎると閲覧できなくなり、PDFファイルを開こうとすると、ファイルが自動消去されます。
ご注意
  • 「回数」と「期限」両方設定した場合は、先に設定制限に達した時限セキュリティが有効となります。
  • 時限セキュリティ設定時の「回数」に「0」を設定することはできません。

「閲覧有効期限」と「閲覧回数」情報が付与設定されたPDFを閲覧する(閲覧方法)

ファイルの閲覧

アクティベーション(認証処理)

例えばこんなシーンでお使いいただけます

ウェブ上で不特定多数に対して公開する資料に閲覧可能な有効期限や回数を設けたい。
社外向けに実施した、セミナーや研修資料に閲覧制限を付与して流用や転用を防止したい。
社内保管用文書に有効期限を付与して、手動での削除作業負担を軽減したい。
他社製PDFビューアーでは、閲覧いただけません
「閲覧有効期限」「閲覧回数」情報が付与されたPDFを閲覧するには「SkyPDF Viewer 8」(スカイコムHPより無償ダウンロード:
https://www.skycom.jp/free/)もしくは「SkyPDF Professional 8」、「SkyPDF Standard 8」いずれかのインストールが必要です。

時限セキュリティ機能[PDF:879.6KB]

動作環境

CPU 1GHz 以上 
 * 利用する OS の推奨以上
メモリ 32bit OS の場合:1GB 
64bit OS の場合:2GB 以上 
 * 利用する OS の推奨以上
ディスク空き容量 600MB 以上 
 * PDF変換時は元ドキュメントファイルサイズの3倍以上の空きが必要となる
OS Microsoft Windows 10 32bit / 64bit 
Microsoft Windows 11 64bit 
 * ARM版 Windows には未対応
OS の言語 日本語 / 英語 
Microsoft .NET .NET Framework 4.6.2 と互換性のあるバージョン
 * 無い場合は、オンライン環境に限りインストール時に自動追加される

関連製品

価格

個人ユーザー向け

製品価格 SkyPDF Professional 8(安心の2年間保守サポート付き) ¥14,300(税込)
JANコード 4570143987262

法人ユーザー向け

製品価格 SkyPDF Professional 8(安心の1年間保守サポート付き) ¥12,650(税込)
JANコード 4570143987040
旧バージョン製品をご利用中でかつ年間保守サポート契約にご加入いただいているお客様にはバージョンアップライセンスをご用意しています。
製品

SkyPDF Professional 8 へのバージョンアップ

SkyPDF Professional 2010、2012、2016、7 → SkyPDF Professional 8

価格 ¥5,500(税込)
JANコード 4570143987088
  • バージョンアップライセンスをご購入の際、ライセンス・ユーザー証書の右下に記載されている「ライセンス管理No.」を確認させていただく場合がございます。
  • 当ページに表示されている価格は全て税込価格です。
  • すべての製品に年間保守サポート契約をご用意しております(年間保守サポート料は本体価格合計の15%)。年間保守サポート契約には、電話およびメールによるお問い合わせ対応、アップグレード/バージョンアップ価格適用対応が含まれています。

本製品のご購入を希望されるお客様

個人のお客様

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法人のお客様

全国のパソコン機器関連取り扱い会社様(販売会社様)でもご購入いただけます。
お取引の販売代理店様に、製品名とJANコードをお伝えの上、取り扱いの有無をご確認ください。

仕様

PDFがISOに準拠していないとどうなるの?

PDFの仕様は現在、ISO(国際標準化機構)で管理されており、環境(デバイスやアプリケーション)に依存せず、未来永劫に表示・印刷ができる電子文書規格として定義されています。
ISOに準拠していないPDFを利用すると環境によっては正しく表示できなかったり、PDFの再利用が困難な場合があり、電子文書の保存には不向きであると言えます。

GPKI署名付きPDF概要図

GPKI/LGPKI 対応製品の機能比較

製品 検証機能 閲覧機能 付与機能
(無償提供)

GPKI(政府認証基盤)/LGPKI(地方公共団体組織認証基盤)とは?

電子申請や電子交付など行政機関に対する申請・届出等やその結果の通知等が、真にその名義人によって作成されたものか、内容が改ざんされていないかを確認する行政機関側の仕組みとして整備されたのが政府認証基盤(GPKI=Government Public Key Infrastructure)です。政府認証基盤アプリケーション認証局が発行した証明書は安全で信頼できるものとして認識され、利用者は安心して通信を行うことができるようになります。
政府認証基盤(GPKI)
LGPKI(=Local Government Public Key Infrastructure)は、住民や企業が地方公共団体に電子申請・届出等を行うとき、もしくは地方公共団体間で文書のやり取りを電子的に行うときに、PKI(Public Key Infrastructure =公開鍵暗号技術と電子署名を使って、インターネット上で安全な通信ができるようにするための環境のこと)の技術により、電子文書等の内容が改ざんされていないかを確認する仕組みです。GPKI とLGPKI は、相互認証しています。
地方公共団体組織認証基盤(LGPKI)

Professional/Standard 機能比較

製品 抽出 抽出 分割 結合(統合) 順序入替 削除
Professional
Standard

PDFのセキュリティ脆弱性とは?

PDFファイルやPDF閲覧ソフトが標的型攻撃の対象になることが近年急増しています。
脆弱性のあるPDFソフトで、有害なJavaScriptなどのコードを含むPDFファイルを開くと、気づかないうちにパソコンがウイルスに感染されてしまうのです。

PDF/Aとは?

PDF/AはPDFファイル(電子文書)の長期保存を目的とした国際標準規格(ISO19005)です。
PDF/Aの「A」は“Archive”を意味しており、PDF/A規格で変換・保存することで、長期保存でも環境に依存せず常に正しい表示になるよう、フォントの埋め込みや暗号化の禁止など、必須・制限・禁止する項目を定めています。なおPDF/Aには、複数の規格が存在します。
PDF 規格 ISO 規格 概要 特徴
PDF/A-1 ISO19000-1 PDF1.4をベースとして定義 暗号化禁止|メタデータ埋め込み|フォント埋め込み
外部コンテンツ参照禁止
PDF/A-2 ISO19000-2 ISO 32000-1をベースとして定義
基本的な制限事項はPDF/A-1と同じ
PDF/A-1に対し、ISO 32000-1で追加された機能等を許容
 JPEG2000|PDF/Aファイルの埋め込み|レイヤー
PDF/A-3 ISO19000-3 PDF/A-2を拡張し、ファイル埋め込みを許可 PDF/A-2に対し、あらゆるファイルを埋め込み可能に
※ドキュメントと埋め込みファイルの関係情報の設定が必要
PDF/A-4 ISO19000-4 ISO 32000-2をベースとして定義 PDF/A-2、A-3に対し、ISO 32000-2で追加された機能等を許容
 PAdES署名 など

改正電子帳簿保存法で再注目される「PDF」

一部の電子取引については2年間の宥恕措置が適用されるものの、2022年1月1日より改正電子帳簿保存法(改正電帳法)が施行されました。
改正電帳法では、税務処理に関わる帳簿などの書類を電子化する際の手順が簡略化された一方で、電子取引やメールなどで受領した電子データは電子データのまま保存することが義務付けられるなど、従来よりもかなり積極的に電子化を促す内容となっているのが特徴です。
特に後者の影響は大きく、これまで多くの企業で行われてきた「電子データをとりあえず印刷し、紙の文書と一括保存する」という手法が認められなくなります。
そうした背景から、「PDF」フォーマットがこれまで以上に活用されると思われます。