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ニュースリリース

2021.12.16

長期保存のためのPDF国際規格の最新版「PDF/A-4」に対応した「SkyPDF Tools SDK Ⅲ」をリリース

~電子帳簿保存法改正に伴う、安全・安心な電子文書保管のために~
2021年12月16日
株式会社スカイコム
株式会社スカイコム(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川橋 郁夫)は、長期保存のためのPDFの国際規格であるPDF/Aの最新形式「PDF/A-4」に対応した「SkyPDF Tools SDK Ⅲ」を、2021年12月20日(月)より販売開始いたします。
本製品はスカイコムが長年にわたって開発提供してきたPDF技術(PDFファイルの表示・編集・印刷等の機能)を取り入れて、独自のシステムやアプリケーションに組み込むことができるソフトウェア開発キット(SDK:Software Development Kit)です。
なお、来春販売開始を予定しているクライアント製品にも「PDF/A-4」を対応致します。
2022年1月1日から施行される改正電子帳簿保存法により、電子データで受領した請求書などの電子取引書類を紙で出力して保存することが認められず、必ず電子データのまま保存しなくてはならなくなります。この電子データの多くがPDFファイルになると予想されますが、そこで重要となってくるのがPDFのフォーマットです。

PDFファイルを閲覧するデバイス(PCやタブレット等)に、作成時に使用したフォントがインストールされていないと、文字が正しく表示されないことがあります。利用するデバイスのOSが異なればその現象は顕著となります。

請求書などは長期保存が求められますが、例えば7年後にそのPDFファイルをどのようなデバイス、OSで閲覧することになるかは想定できません。このように、環境に依存しない長期の保存を目的とするPDFフォーマットの国際規格が「ISO19005(PDF/A)」です。

ドイツでは、PDFとXML形式のハイブリッドで電子インボイスの規格が定められており、このPDF規格が現在は「PDF/A-3」となっています。陸続きで流通する請求書は言語の異なる国にも送付されるため、デバイスにインストールされているフォントやOSの言語設定も異なることでしょう。

当社スカイコムは、このようなドイツの電子インボイス制度のPDF作成エンジンとしてDATEV社(ドイツ連邦共和国税理士データ処理協会)へ、延べ100万ライセンスの出荷実績を有しており、日本においても電子帳簿保存法改正に伴う安全・安心な電子文書保管のために貢献できるよう努めてまいります。

製品紹介

PDF開発ツールキット(SDK)
スカイコムが長年にわたって開発提供してきたPDF技術(PDFファイルの表示・編集・印刷等の機能)を取り入れて、独自のシステムやアプリケーションに組み込むことができるソフトウェア開発キット(SDK:Software Development Kit)です。

販売開始

2021年12月20日(月)より
  • 本文中に記載されている会社名、ブランド名および商品名は、すべて各所有者の商標または登録商標です。
本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

株式会社スカイコムについて

選ばれるPDFメーカー、 スカイコム。
『安全・安心な電子文書化社会の実現に貢献』をスローガンに掲げ、電子文書の世界標準フォーマットである「PDF」をコアに据えたPDFソフトウェアプロダクト(ペーパーレス、業務改革推進のための製品・ソリューション)を提供しています。
PDF技術を自社内で開発する専門性と技術力で強みを発揮し、日本国内のみならず海外においても高い評価を得ています。
国際的なPDF関連ベンダーの業界団体であるPDFアソシエーションメンバーとして、これまで数多くの一般企業、金融機関、官公庁・自治体が利用するシステムやアプリケーションに当社のPDFテクノロジーを提供し、豊富な実績を築いています。
報道関係者お問い合わせ先
株式会社スカイコム 営業本部 広報部 東、亀川
TEL:03-5289-0780 Email:pr@skycom.jp
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