インク


目次

[編集]メニューの「インク」の[入力]は、環境設定の[インク入力]タブの設定によって機能が異なります。

Wacomタブレットを使用

Professional

環境設定の[インク入力]タブで[Wacomタブレットを使用]設定時は、株式会社ワコムのサインタブレットを使用して手書きの「サイン」を入力できます。

対応機種と動作環境

ワコム社製サインタブレットの対応機種は以下のとおりです。

使用するマシンのUSBポートに接続してください。

サインタブレットに関する詳細は、各機種の取扱説明書やワコム社のWebサイト(https://www.wacom.com/ja-jp )をご参照ください。

対応OSを含む動作環境については、使用するサインタブレットの仕様と、本製品のシステム要件をご確認ください。

ただし、Azure Virtual Desktop(AVD)環境では、本機能は利用できません。

サインする

サインタブレットを使ってサインする手順を説明します。

  1. 環境設定の[インク入力]タブを開きます。
  2. [Wacomタブレットを使用]を選択し、幅、色、画質、背景の透過などの設定を確認します。
    必要に応じて設定を変更してください。
  3. サインに電子署名をつけたい場合は[電子署名あり]を選択し、[署名設定]から証明書種別などを設定してください。
  4. 各ダイアログの[OK]を押して、環境設定を閉じます。
  5. サインしたいPDFを開きます。
  6. [編集]メニューの「インク」の[入力]を選択します。
  7. サインしたい位置を範囲選択すると、タブレットでの入力が可能になります。
    • タブレットが接続されていない場合、エラーが発生します。
    • タブレットが接続されているにもかかわらず署名キャプチャのダイアログが表示されない場合は、サインタブレットを使用するのに必要な「Wacom Signature SDK」がインストールできていない可能性があります。本製品のインストール媒体(Pluginフォルダー)に含まれる「Wacom-Signature-SDK.msi」を実行し、インストールしてください。
  8. 表示された署名キャプチャのダイアログにサインを書き、[OK]を押します。
  9. 手順3で[電子署名あり]を設定している時、証明書の設定に不備がある場合は、設定画面が表示されます。
    証明書選択画面で証明書を設定して[署名]を押し、署名設定画面を必要に応じて設定して[OK]を押します。
  10. 手順3の署名設定で[サイン時に保存先を選択]を設定している場合、名前を付けて保存ダイアログが表示されます。保存場所とファイル名を指定して保存します。
  11. 選択範囲にサインが描画されたことを確認して、完了です。

直接描画

TouchInk

環境設定の[インク入力]タブの[直接描画]は、Touch Ink for winオプション利用時のみ設定できます。

[直接描画]を設定すると、PDFに「インク」を入力することができます。

動作環境

本オプションの動作環境は、SkyPDF Professionalの動作環境に準じます。

なお、本製品は、デジタルサインプラグインのオプションをご利用の場合のみ使用可能です。

デジタルサインプラグインのオプションは、Microsoft. Inkコンポーネントに対応しているOSのみ対応しています。

また、これらのOSに対応しているデバイスであれば、マウス操作以外のタッチ操作やペン入力操作においてもインク入力機能はご使用いただけます。

入力の種類

インク入力機能とは、ユーザーがPDFに手書きで直接編集を加えるための機能です。

インク入力機能を使用して描画内容を挿入する際、ユーザーは挿入方法と出力形式を選択できます。

挿入方法には[コンテンツ]と[注釈]の2種類があり、この設定によって電子署名の付与や挿入後の変更の可不可が異なります。

出力形式には[イメージ]、[パス]、[テキスト]の3種類があり、どのようなコンテンツまたは注釈として挿入するのか選択することができます。

付加情報の埋め込み

PDFにインク入力機能の描画内容を埋め込む際、以下の付加情報も任意に含めることができます。

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