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株式会社エプコ 様
帳票管理機能で住宅関連事業者の業務効率化を支援
住宅関連事業者向けに、スマートフォンやタブレットを利活用して工事現場の情報共有を行うクラウド型システム『現場の情報共有システム(現場課長)』(OEM提供含め契約社数:約1,000社)を開発・提供する株式会社エプコは、作業指示や点検・記録・報告等で使っている紙の各種帳票を定型電子化して登録しておき、図面や撮影した写真を貼付するなどしながら、現場で入力まで完結できる帳票管理機能を追加し、業務改善や効率化実現を支援する。この帳票管理機能にスカイコムの『SkyPDF WebAPI』を採用実装した。
今回、株式会社エプコ 執行役員 事業開発統括部長 榑沼様に導入に至る背景、導入効果や今後の展望についてお話をうかがった。
導入製品:
SkyPDF WebAPI
スカイコムが長年にわたり培ってきたPDF技術を柔軟に利用できるWebAPIです。 REST I/Fを利用してこれらの機能を提供します。本製品を利用することでWebシステムや、WebアプリケーションからのPDFドキュメントコントロールが容易に実現でき、短期間・低コストでのシステム構築、アプリケーション開発が可能となります。製品情報を見る
導入に至った背景・経緯をお聞かせください。
『現場の情報共有システム(現場課長)』をお使いいただいているユーザー様から「共有図面に赤書きを入れたい」という要望があった際、あらためて現場における図面や各種帳票の取り扱いについて考察したところ、従来の紙の運用だと手間がかかり非効率で、かつ情報セキュリティリスクも考慮すべきであるとの結論に達し、ユーザー様が作成した帳票雛形を同システムに登録しておき、現場で入力できる機能を実現するため、導入に至りました。導入の決め手は何だったのでしょうか。
① アプリインストール型ではないため、各端末に事前インストールすることなく動作可能(ウェブブラウザ上で動作)で、導入時のアプリケーションのインストール負荷、運用面でのアプリケーション管理コスト負荷を最小限に抑えることができる点、② ID管理と月次請求のサービス利用形態でアプリインストール型のシステムと比べコスト的な導入障壁が低かった点、 ③ 特別な技術スキルを必要とせず、ExcelやWordといったOfficeファイルなどから帳票雛形作成をユーザー様側で容易に行える点 の、3点が決め手となりました。実際利用してみて、ウェブブラウザ上での動作が滑らかで、スムースに電子サインや文字入力・項目選択・チェックが行えるところ、かつ帳票イメージはそのままに、入力内容をテキスト情報としてデータベースに保存できる点が満足しています。
導入効果についてお聞かせください。
具体的な効果実測はこれからとなりますが、生産性向上・業務効率化の観点では、これまでは現場で撮影した写真や書き込み済の図面を事務所に持ち帰り、加工・貼付するなどして報告書の類を作成していたのが現場で完結、リアルタイムで共有できるようになったため、時間と労力を大幅に軽減できるものと考えています。また情報セキュリティ強化の観点では、個人情報が含まれる住宅図面や各種帳票の紛失リスクと、汚れやすい工事現場や屋外での作業ゆえ、破損・汚損のリスク回避が見込めます。
今後の展開・展望についてお聞かせください。
『現場の情報共有システム(現場課長)』をご利用いただくユーザー様の工事現場業務を円滑化し、業務効率化や時間削減に寄与する機能改善・強化を適宜図っていきたいと思います。[2019年10月取材]
Word、Excelは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
お客様情報
株式会社エプコ
住まいを支えるインフラ企業、エプコ。給排水設備設計や電気設備設計、太陽光パネル割付シミュレーション等の「住宅設備設計サービス事業」、住宅全般の修理受付、修理依頼代行、住宅設備機器メンテナンス案内等の「コールセンター運営」、その他システム開発受託や省エネ住宅リフォーム提案などを手掛けています。
https://www.epco.co.jp/
事 業 所: | 【東京本社】 東京都墨田区太平4丁目1-3 オリナスタワー12階 【沖縄オフィス メンテナンスセンター】 沖縄県那覇市泉崎1-20-1 カフーナ旭橋A街区 那覇ビジネスセンター10階 【沖縄オフィス 設計センター】 沖縄県那覇市旭町116番地37 カフーナ旭橋C街区 オフィスコート3階 |
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設 立: | 1990年4月12日 |
代 表 者: | 代表取締役グループCEO 岩崎 辰之 |
従 業 員 数: | 503名(グループ合計800名)※2019年11月1日時点 |