電子署名とタイムスタンプ
本サービスを利用して電子契約を行った場合、立会人型または当事者型の電子署名とタイムスタンプが付与されます。
電子署名
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電子文書に対して付与する電子的な署名 電子証明書の使用により署名したのが本人であること(本人証明)と、付与以降は当該文書が改ざんされていないこと(非改ざん証明)を証明できる
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タイムスタンプ
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電子文書に対して付与する、日時に関する証明のための技術 日付と時刻が記録されたタイムスタンプを付与することで、その時刻以前にその電子文書が存在していたこと(存在証明)と、付与以降は当該文書が改ざんされていないこと(非改ざん証明)を証明できる
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検証に必要な証明書
本サービスを使って付与された電子署名とタイムスタンプは、付与された電子署名とアマノタイムスタンプサービスの検証機能を持つ製品やサービスであれば、その有効性を確認できます。
当社製品の場合、以下の製品で検証が可能です。
- SkyPDF 検証サービス(インストール不要/ブラウザー型Web検証・確認サービス/当社HP
から利用可能)
- SkyPDF Viewer
(要インストール/Windows OSのみ利用可/無償PDFビューアー)
- SkyPDF Standard
- SkyPDF Professional
- SkyPDF WebViewer
- その他
検証を行うには、付与されている署名・タイムスタンプに応じた「ルートCA証明書」および「中間CA証明書」をインストールする必要があります。
事前に適切な証明書を確認・取得し、必要に応じてインストールしてください。
署名に使用した証明書と検証環境によっては、検証実行時に必要な証明書が自動でインストールされる場合もあります。
アマノタイムスタンプのCA証明書のインストール
本サービスを利用して電子契約を行うと、アマノセキュアジャパン株式会社のタイムスタンプサービスを利用してタイムスタンプが付与されます。
このタイムスタンプを検証する場合、以下の手順に従って証明書をインストールしてください。
- アマノセキュアジャパン株式会社の「アマノタイムスタンプサービス3161のリポジトリ及びその他公開情報
」ページから、セコムトラストシステムズ株式会社のダウンロードページにアクセスし、以下すべての証明書をダウンロードします。
- ダウンロードした証明書ファイルをそれぞれ実行します。
- セキュリティの警告が表示された場合は[開く]を押して進みます。
- [証明書のインストール]を押します。
- [次へ]を押します。
- [証明書をすべて次のストアに配置する]を選択し、[参照]を押します。
- ルートCA証明書(SCRoot2ca.cer、SCRoot3ca.cer)の場合は[信頼されたルート証明機関]のストアを、中間CA証明書(ca3-der.cerまたはca3.cer)の場合は[中間証明機関]のストアを選択し、[OK]を押します。
- [次へ]を押します。
- [完了]を押すと、証明書がインポートされます。
- ダウンロードした証明書をすべてインポートできたら完了です。
電子署名の検証に必要な証明書のインストール
本サービスを利用して電子契約を行うと、本サービスまたは契約当事者によって、契約書類に電子署名が付与されます。
この検証に必要な証明書は、付与された電子署名によって異なります。
以下の手順に従って証明書をインストールしてください。
- 付与されている電子署名に応じたルートCA証明書と中間CA証明書の証明書ファイルを入手します。
立会人型署名の場合 |
サイバートラスト株式会社のiTrust 電子署名用証明書を使用しています。 Windows OSにおいてルート証明書更新プログラムが有効であれば、検証に必要な証明書は検証時に自動インストールされます。 インストールされない場合は、以下リンクからダウンロード可能です。
- iTrust 電子署名用証明書 リポジトリ

- ルートCA証明書:iTrust ルート認証局証明書(自己署名証明書)(circa.crt)
- 中間CA証明書:iTrust 電子署名用認証局証明書(cisca.crt)
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当事者型署名の場合 |
署名者が電子署名に使用した証明書によって異なります。 |
- ダウンロードした証明書ファイルをそれぞれ実行します。
- セキュリティの警告が表示された場合は[開く]を押して進みます。
- [証明書のインストール]を押します。
- [次へ]を押します。
- [証明書をすべて次のストアに配置する]を選択し、[参照]を押します。
- ルートCA証明書の場合は[信頼されたルート証明機関]のストアを、中間CA証明書の場合は[中間証明機関]のストアを選択し、[OK]を押します。
- [次へ]を押します。
- [完了]を押すと、証明書がインポートされます。
- ダウンロードした証明書をすべてインポートできたら完了です。
検証結果
電子契約の締結完了後、契約書類に付与された電子署名・タイムスタンプの検証が正常に行われると、以下のような検証結果となります。
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検証ステータス |
説明 |
アマノタイムスタンプ |
有効 |
すべての関係者が契約に合意したことの証明として、契約締結時に付与されたタイムスタンプ。 |
最新の署名 |
有効
有効(延長)
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最後の関係者が契約内容を確認し、合意する意思を示した際に付与された電子署名。 立会人型の場合、付与後に上記のタイムスタンプが付与されたことで、(延長)と表記される。 当事者型の場合、使用した証明書によっては「有効」とだけ表記される。
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最新より前の署名 |
有効
有効(延長)
編集(延長)
追加編集
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契約書作成者やその他の関係者が契約内容を確認し合意する意思を示した際などに付与された電子署名。 付与後、関係者による署名以外何の変更も無い場合は、「有効」または「有効(延長)」ステータスとなる。 付与後、関係者によって入力項目への入力が行われた場合は「追加編集」「編集(延長)」ステータスとなる。 最新の署名が「有効」または「有効(延長)」であれば、最新より前の署名は「追加編集」や「編集(延長)」ステータスで問題は無い。
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