プロパティ・選択肢の編集


SmartWorker
目次

FormPDF MakerでOffice文書上に挿入したフォームオブジェクトに対し、必要に応じて選択肢や初期状態などの設定を行います。

[フォーム一覧と編集]からフォームオブジェクトのプロパティを表示し、設定項目を確認してください。

テキストボックス

[プロパティ]タブで、下表のプロパティを設定します。

初期値 テキストボックスの初期入力値。
フォントサイズ自動 指定するとフォントサイズを「自動」とする。
  • 指定が無い場合のフォントサイズはオブジェクトのフォント設定に従います。
複数行 複数行入力を可能にする。
最大文字数 入力値の最大文字数(1~10000)を指定する。
マス目で区切る 指定した最大文字数分、テキストボックスをマス目状に区切る。
読み取り専用 読み取り専用のフォームフィールドにする。
印刷しない 入力内容のみ印刷し、フォームフィールドの外観は印刷対象としない。
必須 入力必須のフォームフィールドにする。

[拡張]タブは、テキストボックスに「拡張属性」情報を持たせるためのプロパティです。

拡張属性とは、一部のSkyPDF製品でのみ有効な当社独自のフォームフィールド属性です。

テキストボックスに対して、入力可能なデータタイプやその入力方法を指定できます。

拡張属性の対応製品

拡張属性を設定して生成されたフォームPDFは、以下の対応製品で表示した際に機能します。

拡張属性付きフォームPDFを対応製品以外で表示した場合は、拡張属性の無いフォームPDFと同様に動作します。

データタイプの指定 入力値のデータタイプを指定する。
分類

入力値のデータタイプの分類を指定する。
文字列 / 数値 / 日付 / カスタム

  • [詳細]でデータタイプのカスタマイズを行った場合は、[カスタム]が表示されます。
スペース入力を禁止する 全角スペース・半角スペースの入力を禁止する。
種類

指定された分類別の入力値の種類を指定する。

  • 分類が[文字列]の場合:
    全て / 数字 / 英字 / 英数字 / ひらがな / カタカナ
  • 分類が[数値]の場合:
    整数 / 小数
  • 分類が[日付]の場合:
    YYYY.MM.DD / YYYY/MM/DD / YYYYMMDD / YYYY.MM / YYYY/MM / YYYYMM / MM.DD / MM/DD / MMDD / YYYY / MM / DD
詳細 データタイプのカスタマイズを行う。
(参照:データタイプの[詳細]
入力方法の指定 テキストボックスへの値の入力方法を指定する。
手書き入力しない / 手書き入力する [手書き入力する]を選択すると、テキストボックスへの入力の際に手書き入力(サイン入力)機能を使用する。
入力データ

[手書き入力する]選択時の入力データを設定する。

指定なし(ビューアー設定に従う) / テキスト / イメージ / パス

データタイプの[詳細]

種類 選択されているデータタイプの種類が表示される。
正規表現 入力値を正規表現で指定する。
[拡張]タブでの指定内容に基づいて初期入力されているが、カスタマイズできる。
メッセージの補足 正規表現をカスタマイズした場合は、正規表現に適合しない値が入力された際のエラーメッセージの一部(~100字)を指定できる。
例:メッセージの補足に「fdから始まる10文字の社員コードを入力してください。」と入力した場合、エラーメッセージは「フォームの入力値と設定されている属性が一致しません。fdから始まる10文字の社員コードを入力してください。」となる。
テキストボックスに入力が想定される値 テキストボックスの入力値として想定される値を入力し[チェック]をクリックすると、指定した正規表現に適合しているかを確認できる。
結果は「チェック結果」欄に表示される。

リストボックス

[プロパティ]タブで、下表のプロパティを設定します。

フォントサイズ自動 指定するとフォントサイズを「自動」とする。
  • 指定が無い場合のフォントサイズはオブジェクトのフォント設定に従います。
読み取り専用 読み取り専用のフォームフィールドにする。
印刷しない 入力内容のみ印刷し、フォームフィールドの外観は印刷対象としない。
必須 入力必須のフォームフィールドにする。

[選択肢]タブで、リストボックスの選択肢を設定します。

なお、Excelの場合は、選択肢をセル範囲で指定することもできます。

項目を指定する

選択肢 選択肢として表示される内容。
書き出し値 フォームデータをCSVやXMLに抽出した際、当該選択肢が選択状態にあるときに出力される値。
  • 指定が無い場合、[選択肢]の値が書き出し値となります。
選択 選択状態を初期状態とする。
更新 [選択肢][書き出し値][選択]の値で、選択している項目の内容を更新する。
追加 [選択肢][書き出し値][選択]の値で、選択肢となる項目を新たに追加する。
(項目一覧) リストボックスに選択肢として表示される項目の一覧。
削除 選択している項目を削除する。
∧∨ 選択している項目の上下を入れ替える。
複数選択 キーボードの[Ctrl]キーや[Shift]キーを押しながらの複数選択を可能なフォームフィールドにする。

範囲を指定する(Excelのみ)

指定範囲が1列の場合、範囲内の値が選択肢となります。

指定範囲が2列以上の場合、1列目が書き出し値、2列目が選択肢となり、3列目以降は無視されます。

(例)=選択肢!$A$1:$A$20

  • 別ファイルの範囲を指定することはできません。
  • オブジェクトの挿入時に選択肢を範囲指定することもできます。(参照:Excelのオブジェクト挿入

[複数選択]をオンにすると、CtrlキーやShiftキーを押しながらの複数選択を可能なフォームフィールドとなります。

初期状態は、オブジェクト内のテキストで指定します。

オブジェクト内のテキストと一致する選択肢が、初期状態で選択状態となります。

(例)

Office上でのオブジェクトの外観
PDF変換後のフォームフィールドの外観

コンボボックス

[プロパティ]タブで、下表のプロパティを設定します。

フォントサイズ自動 指定するとフォントサイズを「自動」とする。
  • 指定が無い場合のフォントサイズはオブジェクトのフォント設定に従います。
読み取り専用 読み取り専用のフォームフィールドにする。
印刷しない 入力内容のみ印刷し、フォームフィールドの外観は印刷対象としない。
必須 入力必須のフォームフィールドにする。

[選択肢]タブで、コンボボックスの選択肢を設定します。

なお、Excelの場合は、選択肢をセル範囲で指定することもできます。

項目を指定する

選択肢 選択肢として表示される内容。
書き出し値 フォームデータをCSVやXMLに抽出した際、当該選択肢が選択状態にあるときに出力される値。
  • 指定が無い場合、[選択肢]の値が書き出し値となります。
選択 選択状態を初期状態とする。
更新 [選択肢][書き出し値][選択]の値で、選択している項目の内容を更新する。
追加 [選択肢][書き出し値][選択]の値で、選択肢となる項目を新たに追加する。
(項目一覧) コンボボックスに選択肢として表示される項目の一覧。
削除 選択している項目を削除する。
∧∨ 選択している項目の上下を入れ替える。

範囲を指定する(Excelのみ)

指定範囲が1列の場合、範囲内の値が選択肢となります。

指定範囲が2列以上の場合、1列目が書き出し値、2列目が選択肢となり、3列目以降は無視されます。

(例)=選択肢!$A$1:$A$20

  • 別ファイルの範囲を指定することはできません。
  • オブジェクトの挿入時に選択肢を範囲指定することもできます。(参照:Excelのオブジェクト挿入

初期状態は、オブジェクト内のテキストで指定します。

オブジェクト内のテキストと一致する選択肢が、初期状態で選択状態となります。

(例)

Office上でのオブジェクトの外観
PDF変換後のフォームフィールドの外観

チェックボックス

デフォルトでチェックする チェックボックスの初期状態をオンにする。
スタイル チェックボックスのスタイル。
チェックマーク / 円形 / 十字形 / ひし形 / 四角形 / 星形
書き出し値 フォームデータをCSVやXMLに抽出した際、当該チェックボックスがオンの状態にあるときに出力される値。
  • 指定が無い場合、ONが書き出し値となります。
読み取り専用 読み取り専用のフォームフィールドにする。
印刷しない 入力内容のみ印刷し、フォームフィールドの外観は印刷対象としない。
必須 入力必須のフォームフィールドにする。

ラジオボタン

デフォルトでチェックする ラジオボタンの初期状態をオンにする。
  • グループ化されたラジオボタンはすべてオフでも問題ありません。
  • グループ化されたラジオボタンのうち1つのみ[デフォルトでチェックする]を指定できます。同じグループのラジオボタンのうち複数で指定されると、PDF変換時にエラーとなります。
スタイル

ラジオボタンのスタイル。

チェックマーク / 円形 / 十字形 / ひし形 / 四角形 / 星形

書き出し値 フォームデータをCSVやXMLに抽出した際、当該ラジオボタンがオンの状態にあるときに出力される値。
  • 指定が無い場合、オブジェクト名が書き出し値となります。
読み取り専用 読み取り専用のフォームフィールドにする。
印刷しない 入力内容のみ印刷し、フォームフィールドの外観は印刷対象としない。
必須 入力必須のフォームフィールドにする。

プッシュボタン

初期値 フォームフィールド内のテキスト。
読み取り専用 読み取り専用のフォームフィールドにする。
印刷しない 入力内容のみ印刷し、フォームフィールドの外観は印刷対象としない。
  • プッシュボタンは、設定したアクションを実行するためのフォームフィールドです。本機能ではアクション内容を設定することはできません。