SkyPDF SmartWokerを利用すると、リッチメディア注釈(サウンドまたはビデオの再生アイコン)をPDF上に追加することができます。
なお、リッチメディアを追加するにはSmartWorkerオプションが必要ですが、再生するだけならオプションは必要ありません。
PDFに追加されたリッチメディアは、SkyPDF製品のVer.7.0.7以降であれば、アイコンをダブルクリックするだけで簡単に再生できます。
サウンド・ビデオの再生
Professional Standard Viewer Professional(TS)
PDF上に次のようなアイコンが表示されている場合、SmartWorkerオプションを使ってリッチメディア(サウンドまたはビデオ)が埋め込まれています。
アイコンのダブルクリック、または、右クリックメニューから再生できます。
(サウンド)
(ビデオ)
また、リッチメディアの再生については、[注釈]メニューの「リッチメディア」グループにある[設定]で、以下の有効・無効を設定できます。
サウンド再生画面を最小化 |
再生画面を前面に表示せず、最小化した状態でサウンドを再生する。 |
ダイアログを自動的に閉じる |
サウンドまたはビデオの再生が終わり次第、再生画面を閉じる。 |
- サウンドとビデオのアイコンは、色が異なる可能性があります。
- リッチメディアの再生には、Windows Media Playerが必要です。
通常、Windowsの機能としてOSに付属しています。
サウンドの追加
SmartWorker
リッチメディアとして音声ファイルを追加する手順と、音声を録音して追加する手順について説明します。
音声ファイルの追加手順
本製品を使ってリッチメディアとして追加可能な音声ファイルは、以下のとおりです。
名称 |
拡張子 |
MPEG-1 Audio Layer 3 |
*.mp3 |
WAVE |
*.wav |
MPEG4 |
(Advanced Audio Coding) |
*.m4a |
Advanced Systems Format |
(Windows Media Audio) |
*.wma |
- 本製品は、リッチメディアの再生にWindows Media Playerを使用します。
上記のメディア形式であっても、Windows Media Playerで再生できないファイルは再生できません。
リッチメディアとしてファイルを追加する前に、Windows Media Playerで再生可能か確認してください。
- リッチメディアを追加する際は、メモリ使用量が大きくなる可能性があります。
メモリ不足でエラーになった場合は、他のPDFファイルを閉じ、追加するメディアのファイルサイズを小さくしてください。
- サウンドを追加したいPDFファイルを本製品で開きます。
- [注釈]メニューの「リッチメディア」グループにある[サウンド]を選択します。
- [参照]を押して、追加したい音声ファイルを選択します。

- 必要に応じて音声の説明とアイコンの外観を変更し、[音声アイコンを追加]を押します。

- 音声アイコンを追加したい位置を、マウスドラッグで指定します。

- 音声アイコンが追加されます。
ダブルクリックまたは右クリックメニューの[再生]から、再生できることを確認して完了です。

録音した音声の追加手順
- 使用マシンに音声入力デバイス(例:マイク)が接続され、入力が可能な状態であることを確認します。


- サウンドを追加したいPDFファイルを本製品で開きます。
- [注釈]メニューの「リッチメディア」グループにある[サウンド]を選択します。
- [録音]ボタンを押します。

- [入力デバイス]で、マイクなどの使用する音声入力デバイスを選択し、[音声フォーマット]を設定します。

- [録音]ボタンを押して、録音を開始します。

音声の入力が終わったら、[録音停止]ボタンを押します。
- 録音内容を音声ファイルに保存して追加する場合は[ファイルに保存]を押し、保存せずに追加する場合は[OK]を押します。

- 必要に応じて音声の説明とアイコンの外観を変更し、[音声アイコンを追加]を押します。

録音が長時間に及ぶと、ファイルサイズが大きくなるためメモリ不足でエラーになり、音声を追加できないことがあります。
長時間録音した場合は、音声ファイルに保存して追加してください。
- 音声アイコンを追加したい位置を、マウスドラッグで指定します。

- 音声アイコンが追加されます。
ダブルクリックまたは右クリックメニューの[再生]から、再生できることを確認して完了です。

ビデオの追加
SmartWorker
リッチメディアとして動画ファイルを追加する手順について説明します。
動画ファイルの追加手順
本製品を使ってリッチメディアとして追加可能な動画ファイルは、以下のとおりです。
名称 |
拡張子 |
MPEG4 |
*.mp4, *.m4v |
Audio Video Interleave |
*.avi |
Advanced Systems Format |
*.asf, *.wmv |
- 本製品は、リッチメディアの再生にWindows Media Playerを使用します。
上記のメディア形式であっても、Windows Media Playerで再生できないファイルは再生できません。
リッチメディアとしてファイルを追加する前に、Windows Media Playerで再生可能か確認してください。
- リッチメディアを追加する際は、メモリ使用量が大きくなる可能性があります。
メモリ不足でエラーになった場合は、他のPDFファイルを閉じ、追加するメディアのファイルサイズを小さくしてください。
- ビデオを追加したいPDFファイルを本製品で開きます。
- [注釈]メニューの「リッチメディア」グループにある[ビデオ]を選択します。
- [参照]を押して、追加したい動画ファイルを選択します。

- 必要に応じて動画の説明とアイコンの外観を変更し、[動画アイコンを追加]を押します。

- 動画アイコンを追加したい位置を、マウスドラッグで指定します。

- 動画アイコンが追加されます。
ダブルクリックまたは右クリックメニューの[再生]から、再生できることを確認して完了です。
