時限セキュリティーを設定する


時限セキュリティーとは、PDFに対し閲覧回数・閲覧期限を設けるものです。

設定した閲覧回数・閲覧期限を超えると、PDFは強制的に削除されます。

PDFに時限セキュリティーをかける

Professional
  1. [ファイル]-[セキュリティーの設定]-[時限セキュリティーを設定する]を選択します。
  2. [時限セキュリティーをかける]のチェックをオンにします。
  3. 閲覧可能な[回数]と、閲覧可能な[期限]を入力します。
    どちらか一方だけを設定する場合は、設定しない方のチェックをオフにします。
  4. [OK]を押します。
  5. メッセージの内容を確認して[OK]を押します。
  6. [上書き保存]または[名前を付けて保存]を実行してPDFを保存します。

時限セキュリティーが設定されたPDFを開く

Professional Standard Viewer Professional(TS)

時限セキュリティーが設定されたPDF(以下、時限付きPDF)を開くと、ファイルのアクティベーションや設定されているセキュリティー情報に関してメッセージが表示されます。

時限付きPDFにおいて表示されるメッセージ

ファイルのアクティベーションを行います。
アクティベーションされたファイルは、アクティベーションを行ったコンピュータでのみ閲覧する事が出来ます。
続行しますか?

PDFに時限セキュリティーが設定されて以降、初めてそのPDFを開いた際に表示されるメッセージです。

ファイルを開くには、[OK]を押してアクティベーションを行ってください。
アクティベーションを行ったPDFファイルは、アクティベーションを行ったマシンおよびユーザーに限り、設定された閲覧期限までの間、設定された回数だけ開くことができるファイルとなります。

「ファイルのアクティベーションに失敗しました。ファイルを開くことはできません。」と表示された場合は、他のマシンでアクティベーション済みです。アクティベーション前のファイルを入手してください。

開いたファイルは時限付きPDFファイルです。

時限付きPDFを開いた際に表示されるメッセージです。
閲覧回数の残りと、閲覧期限が表示されます。
[OK]を押すとPDFが開きます。

これらの閲覧制限情報は[文書のプロパティ]でも確認できます。

開こうとしたPDF文書に指定されている閲覧期限を超えています。
開こうとしたPDF文書は削除されます。
閲覧期限として設定されている日付以降に時限付きPDFを開くと表示されるメッセージです。
メッセージを閉じるとPDFは自動的に削除されます。
このPDF文書に設定されている閲覧回数制限に達したためこのPDF文書は削除されます。 閲覧回数の残りがゼロの時限付きPDFを閉じるときに表示されるメッセージです。
メッセージを閉じるとPDFは自動的に削除されます。
コンピュータの日付が変更された可能性があるため、ファイルを開く事はできません。 閲覧期限が設定されているアクティベーション済みのPDFを、日付が変更された可能性があるマシンで開いた場合に表示されるメッセージです。
  • 使用マシンの日付を閲覧期限内に変更しても、アクティベーション済みのPDFは開くことはできません。

ファイルのアクティベーションとは

本製品の時限セキュリティー設定機能における「アクティベーション」とは、閲覧回数のカウント開始、および、回数・期限を超過した際に削除対象となるPDFを認識する処理のことです。

アクティベーションを行うことによって、同じPDFの閲覧を厳格に制限しています。

閲覧回数が超過する前に時限を設定したPDFをコピーしたとしても、アクティベーション結果と一致しないPDFは閲覧することができません。