変換ユーティリティのご利用に際しては、以下の制限事項・注意事項にご注意ください。
PDF結合に関する事項
- PDFの種類によっては、結合を受け付けない場合があります。
- SkyPDF製以外の他社製PDFでPDF規格に違反して作成されているもの
受け付けられない場合、次のメッセージのいずれかが表示されます。
「PDFオブジェクトの読み込みに失敗しました。」
「Trailer辞書の読み込みに失敗しました。」
「PDFファイルの読み込みに失敗しました。」
- セキュリティー付き（パスワード等）、署名やタイムスタンプ付きのPDF
分割/ページ抽出に関する事項
- PDFの種類によっては、分割を受け付けない場合があります。
- SkyPDF製以外の他社製PDFでPDF規格に違反して作成されているもの
受け付けられない場合、次のメッセージのいずれかが表示されます。
「PDFオブジェクトの読み込みに失敗しました。」
「Trailer辞書の読み込みに失敗しました。」
「PDFファイルの読み込みに失敗しました。」
- セキュリティー付き（パスワード等）、署名やタイムスタンプ付きのPDF
一括PDF出力に関する事項
- 変換ユーティリティで以下の条件に該当するExcelファイルのPDF変換を⾏う場合、「保存ダイアログを表示する」以外を設定していても、「PDFファイルに名前をつけて保存」ダイアログが表示される場合があります。
< 条件 >
過去にSkyPDF Pro Driverで「保存ダイアログを表示する」以外の設定でPDF変換を⾏った後、保存したExcelファイル
< 対処 >
Excelファイルを、SkyPDF Pro Driver以外のプリンターを選択した状態で保存し直して下さい。
- ⼀太郎ファイルが複数シートにて構成されている場合、アクティブシートのみPDF生成されます。
- Excelファイルが複数シートにて構成されている場合、変換ユーティリティにおいては「ブック全体」が印刷されます。その時、各シートの「印刷品質」の値（dpi）を揃えていない場合（空白を含む）は途中シートから最後（一番右）のシートのみの生成になる場合があります。
< Microsoft Office Excelのブック全体印刷を⾏う場合 >
シートごとに、「ページレイアウト」タブの右下の矢印ボタンを押し、［ページ］タブの［印刷品質］の数値を統一してください。
- PowerPointがインストールされている環境において、「一括PDF変換出力」機能を使用して複数のファイルを変換した場合、アプリケーションエラーが発生する場合があります。
本現象はMicrosoft PowerPointの制限となります。
[現象]
PowerPointをOLE経由で操作し、Presentation.Closeメソッドでプレゼンテーションを閉じようとした際、まれにPowerPointがクラッシュすることがあります。
[原因]
PowerPoint内で該当プレゼンテーションにアクセスしている際、非常にまれなタイミングで、Presentation.Closeメソッドによるプレゼンテーションの開放が割り込むために発生します。
[状況]
この現象は弊社にてPowerPointの問題として確認しています。
[詳細]
以下のスクリプトのような処理を行うとクラッシュがまれに発生することがあります。
For i = 1 To 1000
Set ppApp = CreateObject("PowerPoint.Application")
ppApp.Visible = True
Set ppDoc = ppApp.Presentations.Open("PowerPoint ファイル名を指定します")
ppDoc.PrintOptions.PrintInBackground = False
ppDoc.PrintOptions.ActivePrinter = "プリンタ名を指定します"
ppDoc.PrintOut
ppDoc.Saved = True
ppDoc.Close
ppApp.Quit
Set ppDoc = Nothing
Set ppApp = Nothing
Next
MsgBox "終了しました"
（Microsoft社による現象報告から引用）
< 対処 >
一括で変換するファイル数を減らし、再度PDFファイルを生成してください。