SmartWorker
FormPDF Makerを使ってフォーム付PDFを作成する際は、以下の点に注意してください。
- Excelにおいて、プロパティで[オブジェクトを印刷する]をオフにしているフォームオブジェクトは、印刷されないためフォームフィールドに変換できません。

- Wordにおいては、表内にカーソルがあると正常にオブジェクトを挿入できない場合があります。その場合は、一度表の外に挿入したものを移動して配置してください。
- Wordにおいては、フォームオブジェクトの「図形の塗りつぶし」を「塗りつぶしなし」に設定しても、PDF変換後のフォームフィールドには透過が適用されない場合があります。
- 以下のような場合は、正しいサイズのフォームフィールドに変換できないことがあります。
- フォームオブジェクトのサイズが大きい。
- 用紙サイズが大きい。
- Office文書上に以下のようなフォームオブジェクトが存在すると、PDF変換に失敗します。
- 印刷範囲外に配置されている。
- 非表示が設定されている。
- 本製品は、同名フィールドがあるフォーム付PDFへの変換や表示・編集に対応していません。そのため、PDF変換後フィールド名となるフォームオブジェクト名や、グループ化されたラジオボタンのグループ名は重複できません。オブジェクト名の重複は[オブジェクト名チェック]で確認できます。
なお、グループ化されたラジオボタンはグループ名がフィールド名となり、各オブジェクト名が書き出し値となるため、ラジオボタンのオブジェクト名はグループが異なれば重複可能です。
- フォームオブジェクトが以下のような状態の場合、フォーム付PDFは正常に変換されない場合があります。
- 複数のページにまたがって配置されている。
- フォームオブジェクト同士の距離が近い。
- フォームオブジェクトの数が極端に多い。
- フォームオブジェクトの色・枠線・フォント・文字揃え以外の要素が編集されている(回転や図形の効果など)。
- フォームオブジェクトに他のオブジェクト(画像、図形など)が重なっている。
- 複数のフォームオブジェクトが重なっている。
- Excel上でセルの枠線にフォームオブジェクトの位置を揃えても、PDF変換すると僅かにズレが生じます。これはExcelの仕様によるもので、Excelから直接プリンターに紙印刷した場合も同様です。ズレが気になる場合は、セルの枠線とフォームオブジェクトを重ねない、並べないなど、構成要素を工夫する必要があります。
- フォーム付PDFへの変換は、1ファイルずつ行ってください。変換処理が終わらないうちに他のファイルのフォーム付PDF変換を行うなど、複数の変換処理を同時に実行すると正しくフォーム付PDFに変換できないことがあります。