PDFの閲覧・印刷・編集などの機能に、電子証明書の有無による制限を設けることができます。
暗号化レベル |
[高(128bit-RC4 Acrobat6互換)]、[高(128bit-AES)]または[高(256bit-AES)]を選択する。 |
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文字列とストリームの暗号化を行う |
PDF内の文字列をすべてと、PDFファイルに添付されているファイルも暗号化の対象とする。 |
すべての暗号化を行う |
すべての文字列、添付ファイル、メタデータを含めすべてを暗号化する。メタデータの暗号化を行うため、このPDFファイルをWEB上に公開した際に、検索エンジンで検索できなくなる。 |
有効期間 |
検証日が証明書の有効期間開始日~終了日の場合に有効とする。 |
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失効リスト |
検証日に当該証明書が失効リストに含まれない場合に有効とする。 |
信頼性パス |
暗号化を行う端末、ユーザにおいて、ルートCA証明書までのチェーンが正しく構築される場合に有効とする。 |
CRL/OCSP |
CRLおよびOCSPの配布ポイントからダウンロードした失効情報を使用して検証する。 |
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CRLのみ |
CRLの配布ポイントからダウンロードした失効情報を使用して検証する。 |
キャッシュのみ |
オフラインで照合。あらかじめ、失効リストを取得する必要がある。 |
「パスワードを設定する」の「権限」
と同様です。PKIセキュリティーを設定する際に「受取人」として設定された電子証明書がインストールされているマシンであれば、PDFを開くことができます。
必要な証明書がインストールされていない場合は、「この文書は証明書を使用して暗号化されていますが、解読する証明書がありません。」というメッセージが表示され、PDFを開くことはできません。